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Cover Story
手戻りゼロの
V字プロセス開発
製品開発におけるサプライチェーン構造が明確な自動車業界では、開発の流れを「V字プロセス」と呼ぶダイアグラムで表すことが多い。しかし、自動車に多数のECUが搭載され電子化が進むと同時に、従来のV字プロセスに沿ったECU開発を行うと不具合が多数発生し、開発期間を圧迫するようになっている。増加し続ける自動車のリコールの原因も、ECUやソフトウエアに関わる想定外の不具合が原因であることも多い。電子化に合わせた、効率的な設計や十分な検証が可能なV字プロセス開発に向け、自動車メーカーやソフトウエア/ツールベンダの取り組みが進んでいる。
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Safety
事故ゼロを実現する
センサーデバイスと画像認識技術
事故ゼロに向けて日々進化する自動車の安全技術。この安全技術を支えているのが加速度センサーやジャイロ、ミリ波レーダーなどのセンサーデバイスや、画像認識技術だ。今後自動車の安全技術はどのように進化するのか、それに伴って必要になるセンサーデバイス。センサーデバイス各社の取り組みを中心に紹介する。
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Network
走り出す次世代車載LAN、FlexRay
エンジン制御やABSはもちろん、トラクションコントロールやASCといった車体制御システムが豊富に搭載される現代の自動車。これらのシステムでは、車載LANを利用したECU間の通信が必須となっている。現在、自動車メーカーが標準的な車載LAN規格として採用しているのはCANやLINなどだが、通信速度や通信プロトコル、ネットワークトポロジの点で、自動車の高機能化に対して力量不足になっているのが現状だ。この状況を打ち破る、次世代規格が「FlexRay」である。
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Infotainment
高性能ナビとPND に
分かれて進化するカーナビデバイス
一段と普及が進み、自動車に必須の機能となってきたカーナビゲーションシステム。当初の道案内から、音楽、映像などのマルチメディア機能を持つようになり、今後はインフラ協調や安全機能などを含めた総合車載情報端末としての進化を続けて行く方向性にある。半導体メーカーがマルチコアマイコンを提案するなど、高機能化に向けて周辺環境も整備されつつあるが、その一方で欧州をはじめ海外市場でシンプルかつ低価格なPND市場が拡大している。
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Powertrain
耐熱性向上に挑む
HEV、EV 用電子デバイス開発
自動車の環境対応技術は、現在中心となっているエンジンの燃費効率向上から、モーター、インバータ、バッテリーを使ったエレクトリック・パワートレイン技術への置き換えが急速に進みつつある。実際、市場にはハイブリッド車(HEV)が次々と投入され、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)の実用車としての登場も目前に迫ってきている。これら電動自動車のキーデバイスとなるのが、インバータなどに使われるパワー半導体やコンデンサである。国内外の半導体、電子部品メーカーは、今後の市場拡大が期待できる製品として鋭意開発を進めている。
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